2010年01月02日
テニス営業の厳しさ
営業に異動後、担当地域のテニスショップを1日数件まわり、自社製品の注文をとるのが主な仕事になりました。ラケットからウエア、ボール、小物等々自社製品には多くの種類があり、当然、各メーカーの得意分野、不得意分野があります。私の勤務していた会社は、総合テニス用品メーカーでしたが、ラケットが得意分野で、次がウエア、しかしボール、小物はほとんど知名度がない状態でした。それでも、注文金額を上げるためには、多くを売り込まなくてはいけません。逆にテニスショップは、売れ筋製品だけを注文しようとします。ある例では、ラケットで一番の売れ筋製品を数十本まとめて、短期間に納品するならという条件つきで、他の製品も注文するというものでした。ただ、以前も記載しましたが、在庫管理が完璧でないため、短期間で多量の売れ筋ラケットを納品できるか返事ができませんでした。納品期間を伸ばす、数量を分割する等の交渉をしましたが、譲ってもらえず、多量の受注を目前に、結局、そのショップからは注文をとれず、あきらめて帰社しました。

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